レッカー車の車両サイズは、トラックと同じく小型、中型、大型の3種類に分けられ、それぞれ運転するのに必要な免許が異なります。
小型レッカー車は、主として軽自動車や普通自動車をけん引する際に用いられます。基本的には準中型免許が必要ですが、最大積載量が2トン未満、車両総重量が3.5トン未満の車両であれば普通免許でも運転可能です。
中型レッカー車は、主として小型トラック、中型トラック、大型車両をけん引する際に用いられます。基本的には中型免許が必要ですが、中型レッカー車の中にも様々なサイズや装備の選択肢があるので、準中型免許で運転できる車両も存在します。
大型レッカー車は、トラックやバスなど大型の車両をけん引する際に用いられ、必要になる免許は大型免許です。運転免許の他にも、大型車両は5トン以上になることが多いためクレーンを使う際に移動式クレーン免許が必要になることもあります。